山本由伸 5回途中8奪三振2失点で降板 初回被弾も粘投 ロバ―ツ監督は早めの継投を選択
ドジャースの山本由伸は現地10月17日(日本時間18日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発。5回途中8奪三振2失点、73球を投げ被安打4と試合を作った。 【動画】山本は初回いきなりビエントスに本塁打を許した 前回地区シリーズ第5戦では快投。この日も山本の立ちあがりが注目されたが、初回1死からマーク・ビエントスに浮いたフォーシームを捉えられた。95・1マイル(約約153キロ)の直球を中堅右に運ばれた。 初回に大谷翔平が先頭打者アーチをかけた直後とあって、思わず悔しそうな表情を浮かべる山本。それでも続くピート・アロンソをスライダーで空振り三振、ブランドン・ニモはスプリットで空振り三振と中軸をしっかり抑え、初回を最少失点で切り抜けた。 続く2回も走者を出しながら、二死一塁で迎えたハリソン・ベイダーを空振り三振にしっかり打ち取り、無失点に抑えた。3回も一死満塁のピンチを迎え併殺崩れでさらに1点を失うも、後続を断って試合を作った。 5回は先頭のフランシスコ・アルバレスへの死球後、フランシスコ・リンドア相手に三振を奪った場面でデーブ・ロバーツ監督がマウンドへ。継いだエバン・フィリップスはビエントスを三振、アロンゾを遊ゴロに仕留め、この回無失点。早めの継投が結果的に生きた。 山本のポストシーズン成績はパドレスとの地区シリーズ第1戦では3回5失点と崩れたが、前回11日(同12日)の同シリーズ第5戦ではダルビッシュ有と投げ合い、5回2安打無失点と好投。チームのシリーズ突破に貢献していた。 前日会見ではメッツ打線の勢いを警戒しつつ、自身のベストを尽くすとしていたが、この日も要所でピンチを迎えながら、持ち味の緩急をつけたピッチングでしっかりと試合を作った。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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