【エルエルビーン】の大容量ナイロントートとともに、毎日を軽やかに暮らしたい
不要なものは極力削ぎ落として生きていきたいはずなのに、何かと荷物の多い生活です。月に1度の出張や子どもの遠征試合の付き添い、日々の保育園の送迎などで、気がつけばいつだって大荷物。たとえ中身が石のように重くても、せめてバッグくらいは軽くありたい。たどり着いたのがおなじみのアウトドアブランド、エルエルビーン(L.L.Bean)の「エブリデイ・ライトウェイト・トート」でした。 【写真】全形や着用写真を見る。エルエルビーンの大容量トート ■軽くて丈夫。定番人気の「エブリデイ・ライトウェイト・トート」はタウンユースにも最適 きっかけは、数年前にSPURの編集部員が紹介していたコラム。軽くて丈夫なナイロン生地の大容量バッグということで、あったら絶対便利だろうなと思いつつも、当時はすぐの購入にはつながりませんでした。しかしずっと頭の片隅に置いておいた甲斐があって、このたび晴れて迎え入れることに。 カラーバリエーションが多く、店頭でずいぶん悩みました。汚れも目立たないし、やっぱり黒が無難かしらん。でもよく考えてみれば、自分のワードローブは黒ばかり。なのにバッグも黒で、なおかつそれがビッグサイズときたら、いくら軽量といえどもなかなか重たい印象になるのでは。 スタッフの方も親身になって一緒に考えてくださり、あれこれ思案した末、ファーストインプレッションで惹かれたソフト スプルース(Soft Spruce)という色を選びました。ダークグリーンにグレーとブルーを混ぜ合わせたような、何色とも言いがたい絶妙なニュアンスカラー。グレーやベージュなどのベーシックカラーとも相性がよく、個性のある色みながら日々のスタイリングにすんなり馴染みます。さらにシンプルなデザインゆえ、アウトドアのみならずタウンユースにもちょうどいいことが決め手になりました。 ■エクストリームなサイズ感で、ラフに持つのが今っぽい いくつかサイズ展開があり、それもまた悩みましたが、結果的に横幅約60cm(実寸)のラージサイズにしました。実用性の観点からいえば、A4用紙が横向きにちょうど収まるミディアムでもまったく問題なかったのですが、特大バッグのトレンドが継続していることもあり、エクストリームなサイズ感で持つのが今のムードにマッチしているように思います。 しっかりしているけれど適度にやわらかい生地なので、荷物の少ない日はくしゃっとさせて小脇に抱えるように持つのも、新鮮みがあってよさそうです。本来はアウトドアシーンで使うバッグですが、エレガントなブラウスやワンピースとのミックスマッチもなんだか素敵。普段のコーディネートに面白みを持たせてくれます。 ■ポケットも充実。ジップ開閉で実用性も文句なし たくさん入って軽くて丈夫なだけじゃない、さらなる使い勝手のよさも見逃せません。小さく折りたためるので旅先で荷物が増えたときのサブバッグとしても活躍するほか、どんなに荷物を詰め込んだとしても、開口部のジッパーを閉めれば中身をすっきり隠せるのもうれしい。さらに文庫本がすっぽり入るポケットが内と外にひとつずつあって、スマホや財布などの出し入れもスムーズです。汎用性のあるデザインもさることながら、実用面もしっかり考えられた設計。安定した人気を誇るのは、それなりの理由があってのことなんだなと納得しています。 「エブリデイ・ライトウェイト・トート」があれば、大荷物でも“エブリデイ・軽やか”に。ラグジュアリーなバッグへの憧れはもちろんあるけれど、毎日気兼ねなくガシガシ使えるバッグも手放せない今日この頃です。一緒にいると緊張して背筋が伸びる相手も素敵だけれど、いつもそばにいてほしいのは、結局のところ、なんでも受け入れてくれる安心感のある存在なんですよね。 【エディターHAYASHI】