きょう31日の天気 気温高めの大晦日 東京は16℃予想 日本海側は雨の所も強風に注意 夜からは気温ダウンで雪地域も拡大
2024年のラスト、きょう(31日・火)は昼間は全国的に気温が高めで、太平洋側では15℃を超える所もありそうだ。日本海側も北陸や山陰では雪ではなく、雨が主体となるが、風が強く吹く見込み。また、夜からは再び寒気が流れ込むため、気温が下がり、雪の範囲も広がりそうだ。
南風で気温上昇 15℃超えも
きょうは南に高気圧、北に低気圧の南高北低型の気圧配置となっているため、南よりの風が入り、この時季にしては暖かくなりそうだ。日中の気温は太平洋側では15℃を超える所もあり、東京は16℃予想と11月中頃の暖かさとなる見通し。日本海側の新潟も9℃予想で、平年よりは高くなりそうだ。
北陸は昼間は雨が主体 夜は再び雪に
日本海側も気温が高めなため、東日本や西日本では雪ではなく、雨の所が多くなりそうだ。雪が多く積もっている所では、なだれや落雪などに注意が必要となる。また、大気の状態が不安定なため、雷を伴う所があり、風も強まりそうだ。一方、北日本の日本海側は雪で、ふぶきとなるため、交通障害などに注意が必要となる。
夜からは再び冬型へ 元日にかけて冷え込む
そして、夜になると冬型の気圧配置となり、上空に再び強い寒気が流れ込んでくる。この影響で昼間は雨が主体の所でも、夜からは雪に変わってきそうだ。太平洋側も夜は北よりの風に変わって冷え込んでくる見通し。あす2025年元日(1月1日)にかけて再び寒くなるため、カウントダウンイベントや初詣などにお出かけの際はしっかり防寒し、よい年を迎えたい。 (気象予報士・多胡安那)