首都圏で強盗事件など相次ぐ中 静岡県警が防犯ガラス耐久実験
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
関東を中心に相次いでいる“闇バイト”による強盗事件を受けて、静岡県警は防犯ガラスの耐久性能を確認する実演研修会を開きました。 この研修会は県警が「防犯意識を高く持ってもらおう」と7日、浜松市内で開催し、地元の自治会の代表や防犯ボランティアなどが参加しました。 (静岡県警 生活安全企画課・杉本俊一 理事官) 「闇バイト強盗の手口は深夜にバールなどを使い一般住宅の窓ガラスを打ち破り侵入し強盗をはたらく非常に悪質なもの」 静岡県内では闇バイトによる強盗事件は発生していないものの、空き巣など、建物に侵入する窃盗事件が2024年は前年に比べ大幅に増えていてその侵入方法の半数がガラス破りだということです。 研修会では普通のガラスに防犯フィルムを貼ったものや犯人が侵入する際の攻撃に5分間以上耐えられるものに与えられる「CPマーク」がついた防犯ガラスが紹介されました。 (清水将光記者) 「男性警察官がバールで防犯ガラスを叩いていますが、ガラスはなかなか割れません」 また会場では参加者も防犯ガラスの耐久性能を確認していました。 (参加者) 「力入れても跳ね返ってきた」「かなり厳重になってますね」 静岡県警では強盗犯は光や音、人目を嫌うため防犯ガラスだけでなく、防犯センサーや防犯カメラなど複合的な対策を呼びかけていました。