中国の風力発電装置、新興国市場への輸出に商機 価格競争力を武器に、再エネシフトの需要獲得へ
「風力発電装置の部品コストは過去2年間で多少下がったものの、中東情勢の緊迫に伴う物流コストの上昇などにより、欧米の風力発電装置メーカーは輸出競争力が低下した」(BNEFの陳氏) そんな中、アメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)や欧州のシーメンス・ガメサなどの大手は(利益を確保しやすい)欧米市場への回帰を強めている。そうした動きが「中国メーカーに新興国市場への輸出拡大のチャンスをもたらしている」と、陳氏は指摘した。
(財新記者:趙煊) ※原文の配信は10月18日
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