【大阪杯】同世代ライバル対決!「ソールオリエンスvsタスティエーラ」本当に買えるのはどっち?
3月31日(日)に行われる大阪杯(G1、阪神芝2000m)。やはり注目を集めるのは昨年の皐月賞馬ソールオリエンスと、同じく昨年のダービー馬タスティエーラの激突でしょう。 そこで今回は大阪杯がG1に昇格して以降の7年間におけるデータを元に、昨年のクラシックホース2頭を徹底比較。この舞台ではどちらが強いのかを判定したいと思います! 【データ①】 ▼過去の直接対決成績 23年 皐月賞 1着 ソールオリエンス(2人気) 2着 タスティエーラ(5人気) 23年 日本ダービー 1着 タスティエーラ(4人気) 2着 ソールオリエンス(1人気) 23年 菊花賞 2着 タスティエーラ(2人気) 3着 ソールオリエンス(1人気) 23年 有馬記念 6着 タスティエーラ(5人気) 8着 ソールオリエンス(4人気) 2頭は昨年の3歳牡馬クラシックで何度も接戦を演じたライバル関係。しかし、初対決となった皐月賞以外はタスティエーラが3戦続けて先着していて、直接対決の成績はソールオリエンスの「1勝3敗」です。 【データ②】 ▼阪神芝2000m種牡馬成績成績 キタサンブラック [6-5-4-23]勝率15.8% 複勝率39.5% サトノクラウン [3-2-1-14]勝率15.0 複勝率30% (過去3年) 第2ラウンド「種牡馬対決」はキタサンブラック産駒、ソールオリエンスに勝利。キタサンブラック自身も現役時代にG1初年度の大阪杯を制しており、血統面から阪神芝2000mコース適性はありそうです。 ここまでほぼ互角の4歳両雄。しかし、残る最終ラウンドは驚きの結果となりました! 【データ③】 ▼大阪杯4コーナー位置取り別成績 1~8 [7-5-7-45]複勝率29.7% 9~16[0-2-0-35]複勝率5.4% 最終ラウンドは「4コーナー位置取り別成績」。2頭の脚質から馬群全体の半分より前(16頭立であれば1~8番手)にいた馬と、それより後方(9~16番手)に位置した馬の成績を比較しました。 ソールオリエンスは強烈な末脚で皐月賞を制した競馬が印象的なように、直近2戦続けて4コーナー10番手より後方から競馬をしている末脚タイプです。 逆にタスティエーラは4コーナー8番手より後ろに位置していたのは、勝負所で不利を受けた前走の有馬記念6着だけ。それ以外は先行~好位中団に付けています。 そして大阪杯が行われる阪神芝2000mは、直線の短い内回りコースが舞台。中団より前目に付けた馬が7年間で全勝。1~3着馬内21頭のうち19頭を占めるなど圧倒的有利で、ここは文句なしにタスティエーラです。 上記のデータ3戦により、同世代のライバル対決は「2勝1敗」でダービー馬タスティエーラに軍配。唯一、不覚を取った第2ラウンドの種牡馬成績もサトノクラウン産駒は複勝率30%と優秀な成績を残しており、減点材料とはならず死角は少なそうです!
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