攻めのジャケパン着こなしで一歩リードするための5アイデア【2024/25最新版】
攻めのジャケパン着こなし4「多彩な色味を取り入れる」
OTOKOMAEのスナップでもお馴染みの西口修平氏と言えば、ドレスウェア業界を代表する影響力を持つ実力者。ドレスウェアを取り入れながらも、攻めや遊びの要素を織り交ぜて、常に我々に新鮮な学びを与えてくれる存在。着こなしの原則として色数を抑えるというセオリーがあり、ジャケパンの着こなしにおいては特にそれを遵守するのが定石だが、大胆にもマドラスチェックのシャツとネクタイを合わせて我々の前に姿を現してくれた。非常に難度の高い着こなしではあるが、色柄を巧みにリンクさせていることもあり「遊びのエッセンスを加えるためにあえてやっている」のが伝わるのが、この着こなしが他者から認められる大きな要因になっていると思われる。まさにジャケパンの着こなしの「守・破・離」を体現したようなこのアイデア、ぜひ取り入れてみてはいかがだろうか。西口氏が身につけているようなアイテムそのものや、類似したアイテムはビームスFで入手できることが少なくないので気になった方はぜひこのスナップを携えてビームスFに足を運んでみてほしい。
攻めのジャケパン着こなし5「紺ブレを軸にしたアメトラを大きくアレンジする」
芸術作品や建築物と同様に、ファションスタイルにも様式美の類が存在する。紺ブレザーを基軸に構築されるアメリカントラッドは、そのうちのひとつだ。そんなアメトラスタイルに確実にインスピレーションを受けながらも、その様式美をクリエイティブにアレンジして我々の前に現れたのが、ウェルドレッサーとして世界的に認知されるニック・ウースター氏だ。ブレザーのエルボー部分がパックリと割れていたり、チノパンはフルレングスではなくショート丈だったり、インナーはボランダウンシャツではなく粗いメッシュニットだったりと、よく見ると普通なところが皆無。奇抜なアイテムや着こなしを取り入れたとしても、ベースとなる様式美的なスタイルがあれば、それが支えとなって着こなしを成立させてくれる大きな力となる。
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