今年のホタルはいつが見ごろ? ウェザーニューズが出現傾向予想
今年のホタル、西・東日本では5月中旬から6月上旬が見ごろ――。ウェザーニューズは15日、今年のホタルの出現傾向の予想を発表しました。
それによると、ホタルの出現時期は、北・西日本では昨年並かやや早め、寒の戻りの影響が大きい東日本では昨年並かやや遅めとなる見込みです。 地域別にみると、西日本ではホタルが飛び始めており、九州や四国では、近いうちにピークを迎える地域もありそう。近畿や東海、関東は5月下旬、甲信や北陸、東北は6月、北海道は7月に、それぞれ見ごろとなりそうです。 大阪では既に目撃されていてピークは5月26日ごろ、愛知は5月17日ごろの出現予想でピークは5月29日ごろと予想されています。一方、東京では5月23日頃から見られ始め、ピークは6月3日ごろになりそうです。
ホタルの出現時期は、晩冬から春にかけての気温に影響されるといいます。春になると上陸してさなぎになりますが、暖かい日が続くほど羽化が早くなることが分かっています。今年は2度の大雪に見舞われるなど、2月から3月上旬に寒の戻りがありましたが、春先にかけて、全国的に気温が高めの日が多かった影響で、ホタルの幼虫が上陸する時期が昨年より早い地域が多いとみられています。