インドアゴルフやセルフ脱毛・・・拡大する「無人店舗ビジネス」顔認証でセキュリティ強化する店も
料金は月2回で1万3200円~となっています。 ■24時間営業の「無人脱毛店」利用客の多くは男性 無人店舗の特徴を生かしたビジネスはこのほかにもー 利用客「人の目が全然気にならないのと、ここは24時間営業なので通いやすい」 セルフ脱毛ができるこの店では、人目を気にすることなく24時間利用できるため男性客の利用が増えています。 今では利用客の6割から7割が男性です。 利用客「(始める前と)全然違います。生え方が自分でケアしていた時より遅いなという感じ。脱毛を始めて自分にちょっとだけ自信が持てるようになった」 この店舗でも人件費を削減し、通い放題のプランでも月額1万800円という低価格を実現しました。 セルフ脱毛サロンハイジ福岡天神店 岡田光弘さん 「夜中の3時でも4時でも来られる。スタッフがいないので、人件費もかからない。完全無人で受付すらないので、パジャマで来てもいいし気軽に来やすい」 ■無人店の最大の課題は「セキュリティ」顔認証の導入も 人件費削減のメリットが大きい無人店舗ですが、導入には課題もあると専門家は指摘します。 東京商工リサーチ福岡支社情報部 渡辺賢一郎部長 「システムとか初期投資がかかるので大手企業は対応できるが資金力がない中小企業はハードルが高い部分があると思いますし、セキュリティをどう確保するかという問題が大きいと思います」 無人店舗で懸念されるセキュリティの課題。 福岡県粕屋町の青果店は、顔認証システムを導入し万引き防止と売上アップを実現しました。 小野愛莉リポーター 「こちら普通の青果店に見えますが顔認証によるロック解除によって中に入ることができるんです」 入口に設置したスマホに顔を映すだけで開錠。 事前の登録は必要ありませんが、過去に万引きや迷惑行為をした人の顔を防犯カメラの映像と照合・特定することで、次回から鍵が開かなくなり入店を拒否するシステムです。 八百晴 松尾友晴代表 「セキュリティが強いというところで、周りのお店の方や住んでいる方も安心できるかなという思いでこのシステムを導入しました」
このシステムの導入後、万引き被害がゼロになったことで、午後11時まで営業できるようになり売上も増加。 売上増加や経費削減の効果をスタッフの賃金アップや野菜をより安く提供することに繋げています。 八百晴 松尾友晴代表 「賃金の上昇だったり野菜も高騰したりというのがあるので、いかに経費を抑えて野菜の方の値段を上げないようにというところでお客さんが買いやすい価格帯のものを販売しやすくなった」 福岡県内でも増え続ける無人営業店舗。 厳しさを増す人手不足を補う新たなビジネスモデルとなるかもしれません。
RKB毎日放送
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