ヤバ!こんなに釣れるの?LTアジで良型2束超え【東京湾木更津沖】
体高・厚みとも申し分なく脂乗りの良いアジが魅力の東京湾のLT(ライトタックル)アジ釣り。美味しいだけでなく、このところは〝釣り味も抜群!〟と聞く。そこで東京都大田区平和島の『船宿 まる八』のショートLTアジに挑戦してみることにした! 【画像】こんなに釣れたの初めて・・・確かにこれはうれしい!
高速出口から近く、電車釣行も駅に送迎あり、アクセス良好!
平和島『船宿 まる八』は、首都高速「平和島IC」下車が最も近い(下りてから3~5分)。ナビには「大田区平和島5-8-1」と入力(桟橋入口)。路地への入り口に目印の『←まる八』看板が設置されている(下段写真参照)。電車利用は京急「平和島」駅から徒歩15分、または、JR京浜東北線「大森」駅には車で送迎あり(要前日までに連絡)。マイカーは6時30分までに集合。 駐車場は広く、店主でもある飯島直樹船長の誘導で車を停める。受け付けは駐車場奥の建物、歯切れ良い語り口の女将の対応が気持ち良い。乗船名簿記入、料金の支払い、レンタルの〝ビシカゴ天秤セット〟は預かり金制(預かり金はビシ返却時に返金)、氷をもらって大型船の『第十一まる八丸』に乗り込んだ。
ミンチ用LTビシ40号、ハリス2号2~3本バリ仕掛け
LT(ライトタックル)は、細いPEラインと軽量・好感度なタックルでさまざまな魚との小気味良いやり取りを楽しめるのが魅力(仕掛け図参照)。『船宿 まる八』では、40号のLTビシを使用。オモリが軽いので、できるだけ柔軟な穂先を持つ竿で〝跳ね〟を吸収したい。 仕掛け投入、ビシが着底したら、イトフケをとって、船長の指示ダナの1m下辺りまで巻いてコマセを撒く。更に巻いて指示ダナにもコマセを撒き、静かにアタリを待つ。アタリがなければビシを再度沈め、コマセ撒きとタナどりをやり直す。それでもアタリがなければ回収して投入し直し。コマセ撒きのコツは竿をできるだけ小さく鋭く煽ることと、手返し良く投入&回収を繰り返すこと。
東京湾を横断して木更津沖へ、開始からいつもより良型!ダブル!
出船準備が整うと『第十一まる八丸』は中村洋平船長の操船で、定刻より少し早く7時10分頃出船した。羽田空港を横目に東京湾に出て真っ直ぐ木更津沖へ。釣り場に到着すると、中村船長がイカリを下ろした。「水深10m。始めてください」というアナウンスで釣り開始。 記者はひとまず竿は出さず、釣り人と話をしながら快調に釣れる良型のアジの写真を写して回った。この日は思いの外初挑戦の人が多かった。もちろんエキスパートもいて、その上手な人に連れられての船釣り入門というパターン。釣り仲間、親子、夫婦、会社の同僚と言ったグループ釣行が多かった。それは、アジが言わば〝国民的美味魚〟で、誰にでも良く釣れる、人気の高いターゲットだからだ。