石川遼、逆転でツアー通算20勝「今までのVと違った形だなと」賞金ランク5位に浮上/一問一答
<国内男子ゴルフツアー:三井住友VISA太平洋マスターズ>◇最終日◇10日◇静岡・太平洋クラブ御殿場C(7262ヤード、パー70)◇賞金総額2億円(優勝4000万円) 石川遼(33=CASIO)が逆転で今季2勝目、史上12人目となる節目のツアー通算20勝目を挙げた。5バーディー、2ボギーの67で伸ばして回り、通算11アンダー、269。大会最多の4度目の優勝となった。華々しいデビューから苦しい時期もあったが「これからが勝負」と意気込んだ。 以下、石川遼の主な一問一答。 -ウイニングパットを決めた時の気持ちは 「いいゴルフで勝てたという気持ちが正直ある。今までのVと違った形だなとすごく思います。前回なかなかできなかったことが今週できたなと。ゲーム運びが良かった。今週は全体的にショットが良かった」 -どのような課題を持って今大会の臨んだ 「まずはスイングというのはずっとやってきている。悪い癖が(10月の)ZOZO(チャンピオンシップ)の時に出た。すごく悔しかったので、まずはそこで得たものをしっかりと残り4試合で生かして絶対に成長したいと思っていた」 -ツアー通算20勝目。15歳初Vからどのような思いがある 「そこまで強い思いはないですが、このフィールドの中で一番スコアが良かったことは素直にうれしい。タフなコースだし、悪い流れを断ち切れたり、いい流れを少しでも続けられたことがすごく収穫です」 -残り3試合。賞金ランクは5位に浮上しました 「マジすか。僕の名前なんか誰も考えてなかったと思う(笑い)。まずはうれしいはうれしいですね。でも(賞金王)はまだ考えてない。かなり多くの選手にチャンスがある。上位選手は相当強い」