アセンシオに続いて久保までも取り逃がしたバルセロナ【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
マシアの始祖クライフがバルサの現状を見たら…
14歳当時の久保を知るスアレス記者は、「スペインでも十分やれる」と太鼓判を押しながらも、行き先がバルサでなかったことを嘆く。(C)Getty Images
18歳になった久保建英のスペイン復帰が正式に決まった。だが、行き先は少年期を過ごしたバルサではなく、宿敵のマドリー。数十万ユーロを出し渋ったバルサは、アセンシオを取り逃したときと同じミスを繰り返すのか。(文:ヘスス・スアレス・訳:小宮良之 2019年7月4日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック スペイン』を転載) ―――◆―――◆――― 18 歳の日本代表MF、久保建英のマドリー入団が決まった。 この連載ページを、おそらくどの外国人記者よりも長く続けているだけに、感無量である。日本人選手がスペイン、しかもマドリーでプレーすることになるのだから。 当面は、カスティージャ(マドリーB)でプレーすることになるようだが、彼ほどの選手であれば、ラウール・ゴンサレスが監督を務めるチームでも注目を浴びるだろう。年俸100万ユーロ(約1億25
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