エミリッドバハマヘッド×スリリングシャフト「低スピンで中強弾道で飛ぶクラブ」(堀越プロ)【人気ゴルフ工房のぶっ飛びドライバーをキング・オブ・試打が語る】
●ヘッド/エミリッドバハマ「CV-11」
エミリッドバハマ初の可変式ドライバー。ディープフェース設計で、力強い弾道を打ち出すことができることに加え、操作性を高めるためにインパクト時に球離れが早くなりすぎないようにフェース面裏側の加工にもこだわったモデル。また、可変式にしたことでフェースアングルやライ角などの微調整が可能となったドライバー。価格(税込)/8万8000円
●シャフト/スリリング「SYUHARI」
多くのゴルファーはインパクトの前にヘッドスピードの最高点を迎えてしまう。その原因がダウンスウィングのリリースの早さ。『SYUHARI』はそんなアーリーリリースのゴルファー向けシャフト。ポイントはタメが維持できるよう手元部の剛性を極限まで緩めたことで、リリースで解けたタメを補えるようになった。また剛性の低い部分をかつてないほど低く長くすることで、今までにない振り感を実現。価格(税込)/6万6000円 ここからは堀越プロの試打結果とインプレッションをお届けしよう。
「以前エミリッドバハマを打ったと思ったけど、これはCV-11で、カチャカチャ(弾道調整)がついてるんですね。ロフトは表記の10.5度、そのままで見えますし、ちょっとディープめに見えるヘッドで、ソールのフェース寄りにあるウェイトも低重心・浅重心設計を試みているのだと思います。またヘッド形状が面長なので、左に行きにくい印象です」とヘッドの印象を一言。またシャフトに目を移すと、「このシャフト初めて! 珍しいシャフトですが、どこのですか? 」と興味を持ち、一度素振りをしてみると「ワッグルすると手元部分が異常に軟らかく感じます。手元がこのくらい軟らかいと、ハンドアクションを使うタイプでも、切り返しからリリースできず、タメを維持して最後に開放するようなスウィングになるかなと思います。先があまりしならないタイプではあるので、どちらかというと叩きに行けるシャフトですね」(堀越)
いつもどおりHS42m/s前後で試打を開始。1球目から247ヤード前後の数値が。「バランスがすごくいいクラブだと思います。シャフト全体が大きくしなり、適度な硬さも残しつつヘッドは左に行きにくい構造で、前方のウェイトで強い中弾道が打てます。ヘッドスピード42m/s以上は欲しいかなという印象を受けました。何球か続けて打ってもスピン量は2400前後で安定しているので、普段スピン量が多く吹き上がってしまうゴルファーにとてもおすすめできる組み合わせかもしれません」と印象を語った。また「全体的にシャフトもヘッドもクセがなく、とてもシンプルな味付けで振りやすいです。ヘッドスピードを上げて叩きに行っても左に行きづらく、右に打ち出して真ん中に戻ってくる軽いドローが打てました」(堀越)
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