「自信をもって演奏。『過去イチ』だった」 スニーカーエイジ連覇の近大付
22日に大阪市内で行われた軽音楽部の祭典「第4回全国高校軽音楽部大会 we are SNEAKER AGES(スニーカーエイジ)」(産経新聞社、スニーカーエイジ実行委員会主催、文部科学省など後援)で、史上初の全国大会連覇を達成した近大付(大阪)。メンバーたちは抱き合って喜びを爆発させた。2年の部長でギターの坂口景康(かげやす)さんは「素晴らしい賞を2年連続で獲得できてうれしい」。メンバー12人中、昨年の経験者が6人残り、「自信をもって演奏できることが分かっていました。過去イチの演奏でした」とプライドをのぞかせた。 しかし、大会の数日前にバンドが崩壊しかけた-と打ち明ける。「やる気のない感じのメンバーがいたりして先生にも怒られました。でもそこから逆に火がついた」という。 伝統的に洋楽を選曲しており、今年はレディー・ガガの「Enigma」。難しい楽曲だが、2年生のボーカル、野口彩乃さんは確かな声量でガガのようなパワフルさを表現。「連覇のプレッシャーがあり、土日も練習続きでしんどかった。でも頑張ってきてよかった」と笑顔をみせた。