「明らかにレッド。ボールではなく脚へ向かっていたし…」チェルシー指揮官、マルティネスのタックルに苦言
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、マンチェスター・ユナイテッドDFリサンドロ・マルティネスが退場になるべきだったと語った。 【選手採点】決定機逃し続けたガルナチョは最低評価… 3日に行われたプレミアリーグ第10節で、チェルシーは敵地でマンチェスター・Uと対戦。70分にPKを与えて先制点を許したが、その4分後にモイセス・カイセドがボレーを叩き込んで同点に。試合はこれ以上動かず、1-1のドローで終わった。 するとこの試合の後半アディショナルタイム、マルティネスのタックルが物議を醸すことに。コール・パーマーへのタックルでイエローカードが提示されたが、VARレビューが一発退場の可能性を検証。しかし、結果的に主審の判定を支持している。だが、レッドカードに値するとして現地では判定に疑問の声も上がっている。 そして試合後、マレスカ監督はマルティネスのタックルについて「映像を見た。あれは我々全員にとってかなり明白なものだったが、彼ら(レフェリー)は異なる判定を下した」と話し、判定への疑問を続けた。 「ボールに対しての意図がない場合、それは選手に向けられたものでしかなく、レッドカードだ。レフェリーは何も言っていなかったが、選手の脚に向かって行った場合、判定に対する疑問なんてない。あれはかなり明らかなレッドカードだったと思う」 なお、パーマーの状態については「冷やしながらドレッシングルームで検査を待っている。重傷ではないことを願っている」と語っていた。