石破政権誕生 そして解散・総選挙へ 早くも波乱含み
「ルールを守る自民党と言って、自分がやってきたことを守らない。もっと堂々と議論に向き合うタイプの政治家だと思っていたが、とっとと逃げてしまうことに深い失望を覚えている」(立憲民主党・野田代表) 「やるって自分が言っていた。こんな小さな約束を守れない人が大きな約束を守れるわけがない。天ぷらが乗っていない天丼と一緒だ」(国民民主党・玉木代表) ただ、野党の今後の戦略としては「次の一手…何かありますかね」(国民・玉木代表)とぼやきます。会期日程も短い中、野党としては予算委員会の必要性を訴え続けるしかないようです。 石破氏は10月1日夜、首相就任の記者会見で、改めて10月9日解散、15日公示、27日投開票という総選挙の日程を明らかにしました。 「制約の中においてどれだけ誠心誠意説明をするか、投票日までに検討していく材料を提供するか、全身全霊で努めていく」 立憲民主党代表選から自民党総裁選、公明党大会、石破内閣誕生……政界は目まぐるしく動いてきました。いずれにしても、総選挙はまもなく行われます。いよいよ有権者=国民の出番、これまでの動きをじっくり見定め、審判を下すことになります。今後、刻々と変わる動きも、国民の貴重な判断材料となるでしょう。 (了)