クレオパトラが愛したフルーツで、疲れ知らずの体に⁉️ 疲労回復に良い食材4選
朝はシジミの味噌汁、晩はシメジのホイル焼き。 疲れない人はオルニチンをたっぷり摂取
「二日酔い」対策に効果的とされるのが、アミノ酸の一種であるオルニチン。アルコール代謝の過程で発生する有害物質、アセトアルデヒドの肝臓での分解を促し、飲み過ぎた翌朝の気持ち悪さを軽くしてくれる。 オルニチンが豊富なことで知られるのがシジミ。さらに、そのシジミの5倍以上も多く含まれているのがシメジだ。こうしたオルニチン効果を期待できる食品は、酒好きばかりではなく、元気で疲れない人もよく口にしているのではないか。 オルニチンは肝臓に働きかけ、アンモニアの分解も促進してくれる。アンモニアも有害な物質で、分解されずに体内に多く残ると、疲れを感じやすくなってしまう。この体の機能から、食事でオルニチンを摂取すれば疲れにくくなる。シジミやシメジがおすすめなのは、酒好きだけではなかったわけだ。 本文は『「疲れない人」の習慣、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)より一部抜粋・編集しています。 画像提供:Adobe Stock
書籍紹介
『「疲れない人」の習慣、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)
疲れやすい、体がだるい、体が重たい、疲れがとれない……。それほど疲れることをしていないのに、しっかり寝ているのに、慢性的に疲労感を感じている人は少なくありません。同じ仕事をしていても、いつも溌剌としている人と、すぐに疲れて思いっきり仕事ができない人との違いはどこにあるのでしょうか? 本書は、疲れない人の習慣を、食べ方、メンタル、睡眠、ケア、運動、考え方、など、さまざまな側面から紹介します。
監修者紹介
■工藤 孝文(くどう たかふみ) 1983年福岡県生まれ。福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院、地域の基幹病院を経て、現在は、福岡県みやま市の工藤内科で地域医療を行っている。専門は、糖尿病・ダイエット治療・漢方治療。「ガッテン!」(NHK)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)など、テレビ番組への出演・医療監修のほか、ダイエット関連の著作も多い。日本内科学会・日本糖尿病学会・日本肥満学会・日本抗加齢医学会・日本東洋医学会・日本女性医学学会・日本高血圧学会・小児慢性疾病指定医。