巨人・阿部慎之助監督、D3位・佐々木俊輔の拙守をかばう「滑ろうと思って滑っているわけじゃない」
(セ・リーグ、阪神2-0巨人、5回戦、巨人2勝2敗1分、17日、甲子園) 巨人は11残塁の拙攻で連勝が6で止まった。阿部慎之助監督(45)は決定打が出なかった攻撃に「紙一重だ。どうやったら点が入るか、今日寝る前に考えて寝ようかなと思います」と悔しさを飲み込んだ。 【写真】ヘッドスライディングで生還する巨人・佐々木俊輔 今季初先発で5回3安打2失点の赤星には「何とか粘っていいピッチングをした」とほめた。三回2死一、二塁で中堅手の佐々木が大きな飛球の目測を誤り、芝生に足を取られて中越え適時二塁打に。決勝点を献上したが、指揮官は「本人も滑ろうと思って滑っているわけじゃないから。いい経験をしたんじゃないかなと思う。スパイクの刃をあと1・5ミリぐらい長くしとけばいいかな」と、冗談を交えてルーキーのミスをかばった。