【巨人】井上温大「身が引きしまる」阿部監督の前でブルペン入り キャンプ2軍スタートも1軍練習に参加
◇巨人春季キャンプ(8日、宮崎) 巨人の井上温大投手が8日、第2クールの最終日に初めて1軍キャンプに参加し、ブルペンで投げ込みました。 【画像】昨季は2軍のリーグ優勝を決めた試合で9回完封のピッチングを見せた井上温大投手 プロ5年目の井上投手は、昨季1軍で4試合にし0勝1敗、防御率10.95の成績。それでも2軍では11登板し、7勝0敗、防御率0.75と圧巻の数字をたたき出しました。 今キャンプは2軍メンバーとしてスタートしましたが、第2クール最終日の8日は、1軍の練習に参加。ブルペンでは、阿部慎之助監督が見つめる中、変化球を入念に投げ込む姿が見られました。 井上投手は「監督、コーチもいて2軍の時より身が引きしまる」と指揮官の前での投球を振り返ります。 「去年のピッチングで変化球でカウントをとったり、決め球で決めきれなかったので、今年のキャンプではそこをテーマに投げてます。チェンジアップだったりフォークだったりいろんな落ち球を試してるんですけど、僕はフォークの方が腕が緩まずに振り切れるので、そこに気づけてよかった」と手応えを語りました。 5年目の左腕が目指すのは、1軍の舞台。「結果を出すことが一番1軍に入れると思うのでとにかく結果を残す」と力を込めました。