ドクターイエロー「にぎわい創出期待」 補正予算案会見で白山市長 トレインパークで来春から常設展示
田村敏和白山市長は27日、市立高速鉄道ビジターセンター(愛称・トレインパーク白山)に来年春ごろから常設展示される新幹線の点検用車両「ドクターイエロー」について、「世界に一つしかない貴重な車両で大変人気がある。トレインパークの2年目の目玉として一層のにぎわいにつなげたい」と期待感を示した。市役所で開かれた12月補正予算案の会見で説明した。 【写真】人気が高いドクターイエロー 車両を所有するJR西日本から提案があり、市はトレインパーク玄関前の多目的広場での展示に向け、整備事業費1千万円を計上した。 展示されるのは「T3編成」と呼ばれる旧タイプで、長さ約25メートル、幅約3・3メートル。パーク1階にはJR西の運営による北陸新幹線に特化した展示空間があり、市はJRと協議し、「新幹線のお医者さん」とも呼ばれる新たな目玉車両の効果的な発信策を検討する。