新築物件の価格高騰で…「ワケあり物件」購入者が約2倍に 違反建築で1200万円が半額600万 “孤独死物件”でも需要あり
“安さ優先”で事故物件でも需要増
近年では、様々な理由で値段が安くなるワケあり物件を扱う件数が増えているそうだ。しかし、中には孤独死だけではなく自殺など、家の中で人が亡くなった事故物件も少なくない。 一見すると倦厭(けんえん)される条件の物件だが、そんな事故物件でも需要が増加しているそうだ。 そこには、近年のある傾向に理由があったーーー。 大熊昭さん: 購入される方の比率が多くなってきたといった形ですかね。1.5倍とか2倍くらいの数字くらいは多くなってきているのかなと思いますね。 近年物価の高騰で新築物件なんかが購入できない場合が多いので、ワケありの物件の安い方にシフトしている傾向は多く見られますね。 物価高の影響で家計が厳しい人は増えている。当然、家を買うハードルも高くなり、中々マイホームに手が届かない人も珍しくない。そんな中でワケあり物件は、お手頃価格で夢が手に入る新たな選択肢といえるのだ。 今回、格安のワケあり物件を「しらべてみたら」、建築上の問題や前の家主の孤独死などでワケありになった複雑な事情が見えてきた。しかしどのような理由でも、安さ優先で選びたいという層にはワケあり物件の人気は高まりつつあることもわかった。 (「イット!」 4月3日放送より)
イット!