JAL、タイムセールで海外旅行喚起 ハワイ往復8.7万円
日本航空(JAL/JL、9201)は7月5日、国際線航空券のタイムセールを始めた。販売は12日までで、セール運賃の期間は2025年2月28日までのうち、路線ごとに設定。ホノルル往復8万7000円からなどを目玉とし、インバウンド(訪日)と比べて回復が遅れる日本人のアウトバウンド(出国)需要喚起を目指す。 【写真】ファーストだけでなくビジネスクラスも個室になったJAL A350-1000 セール運賃を設定している路線のうち、東京・大阪・名古屋発のエコノミークラスのホノルル往復は、大人が8万7000円から、子供が5万7600円からで、いずれも燃油サーチャージ込み。また、出発日が7月22日から8月19日までは、ハワイ島コナも成田-コナ線の運航日限定でホノルルと同額のセール運賃を設定した。 グアムは東京発のエコノミークラス往復3万9000円から、ビジネスクラスが8万9000円からで、出発日を基準とする設定期間は7月8日から12月18日まで。 今年1月から最新鋭機エアバスA350-1000型機を投入しているニューヨークは、東京・大阪・名古屋発のエコノミークラスが往復13万8000円からで、プレミアムエコノミーは同20万8000円、ビジネスクラスが同59万8000円から。設定期間はクラス共通で、9月1日から11月30日まで。 欧州のロンドン・パリ・フランクフルト・ヘルシンキは、東京・大阪・名古屋発のエコノミークラスが往復15万円から、プレエコが29万円から、ビジネスが49万円から。設定期間はクラス共通で、11月1日から2月28日まで。 東南アジアでは、バンコクは東京発のエコノミークラスが往復8万円から、プレエコが16万5000円から、ビジネスが27万2000円から。シンガポールは東京発のエコノミークラスが往復7万7000円から、ビジネスが27万7000円からで、設定期間はバンコクとシンガポールともに10月31日まで。
Tadayuki YOSHIKAWA