30店舗でしか食べられない!『松屋』の幻メニュー「カルビホルモン丼」はどんな味?
続いてはもうひとつの主役、ホルモンをチェック。こちらは7粒ほど入っており、脂の塊が付いている短冊状のものと茶味がかった腸壁だけの2種類を確認できました。どちらもプリっとした弾力と楽に噛み切れる柔らかさを備え、もつダレの濃ゆい味わいともドンピシャでマッチ。これもご飯が進んじゃう美味しさです。
合間にニンニクの芽を挟んでシャキっとした繊維感とニンニクな味わいによるアクセントを加えつつ、七味をかけて軽めに味変。カルビとホルモンでただひたすらご飯をバクバクいただく爆食モードに突入してしまいました。そういえば最近はあまりこういう食べ方はしてなかったなあと、締めの味噌汁を飲みながら余韻を楽しんで無事にフィニッシュ。ウマかった。ごちそうさまでした!
まとめ
メニュー写真を見た段階ではピリ辛を前面に押したテイストかなと思っていましたが、実際に食してみたら辛味はほぼ皆無。コク甘の中にニンニクの強い旨みと風味を効かせたもつダレの強い味わいが、たっぷりの牛カルビとホルモンの肉肉しい美味しさを過分なく引き立て、またニンニクの芽も食感と風味にアクセントを加えてくれるなど、最後までご飯をかっ食らわせてくれました。 敢えて惜しかったポイントを挙げるとすれば、味の決め手となるもつダレ。粘度が低めで汁っ気があり、強い味わい&量も多め、そしてご飯が並盛りだったこともあって、ご飯が早い段階でいわゆる「タレ味の強い汁だくご飯」状態に。ご飯を大盛りにしておけば、気にすることもない完璧な食後の余韻を堪能できたんじゃないかなと思った次第です。 提供エリアが狭い上に販売店舗数もわずか30店舗だけということで、ある意味“幻の一杯”となっている感のある「カルビホルモン丼」。時間をかけずに食べに行けるというナイスな環境下にある方は、ぜひこの機を逃すことなく提供店舗で、存分に堪能してみてください。全国販売、やってほしいなあ。なお、夕方以降は品切れとなる場合がありますので、訪店は具材に余裕がある昼前後を強くオススメしておきます。
●DATA カルビホルモン丼 期間:2024年2月27日(火)~ ※期間限定・なくなり次第販売終了 販売:東京・神奈川の『松屋』30店舗 ※販売店舗は『松屋』公式サイト内「店舗限定キャンペーン」の項にてご確認ください
撮影・文◎河西まさあき