小牧太の弟・毅師も祝福 兄弟タッグでの重賞挑戦を表明
1日付で地方競馬騎手免許を取得し、JRAから20年ぶりに兵庫県競馬に復帰した小牧太騎手(56)=兵庫・中塚猛=が14日、移籍初日を終えた。お披露目となったのは2Rで、パートナーは単勝1・2倍と断然の支持を集めたエイシンジェット。熟練の技で五分のスタートを決めると、ファンの声援を背に受けて果敢に先行した。残り200メートルで逃げ馬をかわし、見事に復帰後初騎乗初勝利。地方通算3441回目のVゴールを決めた。 小牧太の弟で調教師の毅師も復帰戦Vに笑顔だ。2Rは自宅で観戦していたと言い、「やっぱり強い馬に乗ったら勝てるね。安心して見ていられます。JRAの最後はあまり乗っていませんでしたが、技術があるのは知っていましたから」と確かな腕にうなずいた。また、管理馬ウィンディーパレス(牡3歳)で園田重賞のオータムトロフィー(10月10日、ダート1700メートル)に兄弟タッグで挑戦することを明かした。