Ｊリーグの野々村芳和チェアマン

　Jリーグは17日、東京都内で理事会を開き、2026年8月からのシーズン移行に伴い、同年2月中旬から6月上旬にかけて特別大会を開催することを決めた。 　J1の20チームを地域ごとに東西2組に分け、各組2回戦総当たりのホーム＆アウェー方式でリーグ戦を戦う。前後半で同点だった場合、延長戦は実施せず、PK戦で勝敗を決める。 90分勝利は勝ち点3、PK戦勝利は同2、同敗戦は同1。地域ラウンドでは、勝ち点1ごとに200万円、総額10・8億円の特別助成金が支払われる。 　プレーオフラウンドとして、各組の同順位チームでホーム＆アウェー方式の2試合を戦い、最終順位を決める。前後半で勝敗が決まらない場合は引き分け。第2戦終了後に勝敗が決まらない場合は前後半各15分の延長戦を行い、それでも決まらない場合、PK戦を実施する。優勝チームにはアジア・チャンピオンズリーグ・エリート（ACLE）の出場権が与えられ、下位チームの降格はない。 　J2、J3は計40クラブを地域ごとに東西南北4組に分け、各組で2回戦総当たりのホーム＆アウェー方式のリーグ戦を戦う。J1の地域ラウンドと同じ試合形式で、前後半で同点だった場合、延長戦は実施せず、PK戦で勝敗を決める。90分勝利は勝ち点3、PK戦勝利は同2、同敗戦は同1。勝ち点1ごとに50万円、総額5・4億円の特別助成金が支払われる。 　プレーオフラウンドでは、各組同じ順位の4チームで1試合制のノックアウト方式を実施。2回戦は勝利チーム、敗戦チーム同士で戦い、延長、PKも含め完全決着で最終順位を決める。昇降格はなく、日本フットボールリーグ（JFL）との昇降格もない。