急拡大で増産体制が整わず インフル治療薬「タミフル」を出荷調整
インフルエンザの急激な流行により生産体制の整備などが追い付かないとして、中外製薬が治療薬「タミフル」の出荷を調整していることがわかりました。 【映像】「タミフル」の出荷調整へ 中外製薬は9日、「タミフルカプセル75」と「タミフルドライシロップ3%」について、今シーズンのインフルエンザの流行が収まるまで出荷を調整すると医療機関などに伝えました。 インフルエンザの治療薬は、急激な感染拡大を受けてタミフルのジェネリック医薬品が一時供給停止となるなど、需給がひっ迫しています。こうした影響でタミフルの需要も一気に高まり、増産を目指しているものの原料の調達や体制の整備が追い付かず、出荷量を調整するということです。 中外製薬は「多大なるご迷惑をおかけすることとなり、心より深くお詫び申し上げます」とコメントしています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部