千葉雄大、若葉竜也“三瓶”の部屋でのシーンを「僕は“ベッドシーン”と呼んでいます(笑)」<アンメット ある脳外科医の日記>
杉咲花が記憶障がいを抱える脳外科医を演じる、医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系)の第5話が5月13日(月)に放送される。放送に先駆け、星前を演じる千葉雄大からコメントが到着した。 【写真】千葉雄大から“竜ぴっぴ”と呼ばれている若葉竜也 ■“記憶障がいの脳外科医”の再生の物語 本作は、“記憶障がいの脳外科医”という前代未聞の主人公・ミヤビ(杉咲)が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は、「モーニング」(講談社)で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている話題作。 ■若葉竜也“三瓶”と千葉雄大“星前”のやり取りが話題に 第5話では、三瓶(若葉竜也)が脳外科医に復帰したばかりのミヤビを、もやもや病の手術の術者に指名。三瓶を、そして医師としての自分を本当に信じていいのか、麻衣の一言で再び気持ちが揺れ始めるミヤビ。また、三瓶の良き理解者でもある星前が、専門医のあり方について珍しく三瓶と意見を対立させる場面も描かれる。 突然三瓶をバックハグしたり、本気なのかボケなのか分からない三瓶の一言にノリツッコミしたりと、医局のムードメーカーでお茶目な一面を持つ星前について、視聴者からは「千葉雄大の人の良さが反映されたハマリ役で最高」「今までにない兄貴感のあるキャラクターと、ちょいチャラヘアーもハマってる」「千葉さんの演技に安心感と存在感があって、星前の登場でチームの温度が上がっている」などと、SNS上には演じる千葉が星前役にぴったりだとする声が。特に千葉と若葉竜也の掛け合いは回を追うごとにおもしろくなっていると話題で、第3話、食堂でミヤビと仲良く食事する綾野に三瓶が嫉妬し、「あの野郎。ぶっとばします。」とらしくない一言をいう場面。続く「昨日ロッキー見たんで」という台詞は若葉が考案し、それに対し、千葉が「じゃあいいか…ってなんないのよ!」というツッコミを即興で返したという。 そんな2人は、親睦を深めるため共演者をあだ名で呼び合うというアンメットチームの約束を継続中で「竜ぴっぴ(若葉竜也)」「ばーちー(千葉雄大)」と呼び合う仲。千葉は、三瓶の部屋でのシーンを“ベッドシーン”と呼んでいるとか。その理由について尋ねると、「“竜ぴっぴ”とのお芝居は刺激的なので、ある種、間違っていないかなと思います(笑)」と星前さながらのお茶目な笑顔で教えてくれた。 三瓶とはまた違うやり方で、ミヤビの脳外科医復帰をやさしくサポートするなど、包容力バツグンの星前。そんな心優しい星前が、信頼を寄せる三瓶に異を唱えたのはなぜか。救急と脳外科を兼務し、全科で専門医レベルを目指す星前は、鬼の看護師長・津幡(吉瀬美智子)にもすごいと言わせるだけの知識と技術の持ち主なのだが、そこにはある理由が…。新たな試練に直面するミヤビを医局メンバーがみんなで支える第5話では、星前の過去も明らかに。演じる千葉は「自分が患者として病院に行くと、先生ってすごく人間離れした“縋る(すがる)”存在だと思うのですが、先生も人間でいろいろあります。第5話では、星前が、自分の目指す医者の姿についてお話しするシーンがあるので、楽しみにしていてください」と、みどころを語った。 ■千葉雄大コメント全文 ――千葉さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。 撮影が始まる前の顔合わせで、「“日が変わる”ということを大切にしたい」とプロデューサーがおっしゃっていて、すごく素敵だなと思いました。それは、ミヤビちゃんに思いを馳せてもそうだし、僕たちにしてもそう。目まぐるしい日常で忘れがちですが、その日うれしかったこと、悲しかったこと、大きくなくても温度感のある人と人との関わりが魅力かなと僕は思います。週の始まりで憂鬱な方も、このドラマをご覧になって明日からのちょっとした活力になってくれたらうれしいです。 ――これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか? また、星前を演じるにあたり、意識していること、参考にしたことがあれば教えてください。 普段、感想等を送られてこない方からもご好評の連絡をいただきました。星前先生はわかりやすく言うと「なんでもいいよOK!」みたいな受け皿を持っている人だと思うので、救急にしても、三瓶とのやりとりにしても、ある種すべてをおもしろがって生きてる人かなと思って取り組んでいます。 ――撮影現場でのエピソード教えてください。「三瓶先生との関係性が面白い」という声も多く、若葉さんとの撮影中のやりとりや、同じシーンが多い風間役の尾崎匠海さんとのエピソードもお願いします。 三瓶先生の部屋に星前がいる場面を僕はベッドシーンと呼んでいるのですが、“竜ぴっぴ”(若葉竜也)とのお芝居は刺激的なのである種間違ってはいないかなと思います(笑)。“竜ぴっぴ”が“ばーちー”と初めて呼んだ日のことを、僕は“ばーちー記念日”として今も覚えています。 風間役の“たくみん”からはお芝居のことについて質問されることが多いのですが、うまく答えられずいつも歯がゆい気持ちですが、たくみんからはINIの『Ferris Wheel』という曲の振り付けを教えてもらって、サビは覚えました(笑)。僕とは違い、彼は教えるのが上手です。 ――千葉さんはご自身の楽屋に戻らず、ずっとスタッフ・キャストのいる前室にいらっしゃるとのことですが、なにか理由はありますか? 単純に楽屋に戻るのが面倒くさいからです(笑)。でも、喋ってても黙ってても居心地がいいです。セットの撮影ではスタッフの方が温かいご飯を炊いてくれて、みんなでごちそうになりました。みんなでおかずを持ち寄ったり、幸せな時間です。 ――撮影を乗り切るためのリラックス方法を教えてください。 うちのわんこと過ごす時間ですね。特別なことはあまりありません。割と、疲れたら疲れたと言ってしまいます。でも、主演の(杉咲)花ちゃんの小さくもたくましい背中を見ていたら、「ちゃんとしなきゃ!」と思い撮影しています。 ――5話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします! 自分が患者として病院に行くと、先生ってすごく人間離れした「縋る(すがる)」存在だと思うのですが、先生も人間でいろいろあります。星前の自分が目指す医者の姿についてもちょっぴりお話ししているので、5話もぜひ、よろしくお願いします。