三州ツバ吉「銀座プロレス」旗揚げ戦で長井満也に完敗…「もっともっと練習します」…4・6PUREMIE Ginza
◆銀座プロレス旗揚げ戦(6日、銀座・PUREMIE Ginza)観衆111=超満員札止め 藤波辰爾が主宰する「ドラディション」などで活躍するプロレスラーの三州ツバ吉が6日、生まれ故郷の銀座「PUREMIE Ginza」で「銀座プロレス」旗揚げ戦を開催した。 三州は、銀座の老舗居酒屋「三州屋」の次男で現在は、創業した両親から店を引き継ぎ社長として店を切り盛りしながらプロレスラーとして活動する。2007年11月に36歳でプロレスデビューしてから16年あまり。53歳でふるさと・銀座での主宰興行が実現することに「私にとって銀座で大会を開催することは夢でした」と涙を流した。 第1試合開始前には、少年時代からあこがれのタレント・西村知美が来場し、記念の特製せんべいを贈呈された。ステージであいさつした西村は「三州さんとお会いするのは今日が初めてです」と笑わせ旗揚げ戦へ「頑張ってください」と激励した。 メインイベントで三州は、石川雄規、富豪2夢路、田島久丸、今井礼夢と組んで「ロイヤルランぶる形式」5対5マッチで長井満也、リッキーフジ、TAMURA☆GENE☆、LEONA、清水来人と対戦。LEONAとの一騎打ちで一方的に攻められたが最後はリングアウトをもぎ取り勝利。続く長井との対戦では逆に三州が場外へ転落し敗れた。 それでも「長井さんとシングルで対戦するのは夢でした」とマイクで訴え、再試合をアピール。これに長井が受諾し急きょ行われた再試合は、長井の強烈な蹴りを耐え抜いたが8分40秒、スリーパーホールドでレフェリーストップで敗北した。 試合後、超満員の観客への感謝とさらなる精進を誓った三州。次回を7月20日に同所で行うことを発表し「もっともっと練習してレスラー、ファンのみなさんに『三州、頑張ったな』と言っていただけるよう努力します」と号泣してさらなる飛躍を誓った。
報知新聞社