ロッシー小川の新団体・マリーゴールドに元アクトレスガールズ6選手が正式入団!『ようやくプロレスが出来る』と涙する選手も
30日、東京都・Abema Towersにて『マリーゴールド』が記者会見を実施。青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6名がマリーゴールドへ入団することが発表された。 株式会社マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となり、取締役は元エスオベーションの鈴木八郎氏、イベントマネージャーに元スターダムの増村貴宏氏、映像制作マネージャーにサニー・グティエレズ氏が就任。リングアナには、日本一のミスキャンパスを決める『MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2024』にてグランプリを受賞した元スターダム公式マスコットガールのHIKKAこと大平ひかるさんが就任している。 今月15日に行われた旗揚げ発表記者会見には、アクトレスガールズの風香プロデューサーが青野未来、澄川菜摘(翔月なつみ)、松井珠紗、CHIAKI、皇希(天麗皇希)、後藤智香を連れて現れて入団を直訴。一部では「引き抜きではないか」という批判の声が上がった。 今会見では、マリーゴールドのAP(アシスタント・プロデューサー)に就任した風香がこの騒動の背景を説明。 現在のアクトレスガールズは“プロレス”を行う団体ではなく、“プロレスを用いたエンターテイメント”を提供する団体となっている。 しかし、団体内で一部選手から本格的にプロレスをしたいという声が上がり始め、プロレス団体化を防ぎたい団体首脳陣と不和が生じてしまう。水面下では団体間で協議が行われ、プロレスをしたい選手はマリーゴールドとのダブル所属とするなどの案も出ていたとのことだが交渉は決裂。結果的に風香と6選手が元いた団体を飛び出す形でマリーゴールドに合流したとのことだ。 会見に登場した6選手がそれぞれ意気込みを語る中、アクトレスの大黒柱であった青野は「安納サオリ選手、なつぽい選手、中野たむ選手、ひめか選手、桜井麻衣選手などなど、他にもたくさんの先輩・同期・後輩がいます。彼女たちが元いた団体から離れ、大きなステージに立ち、脚光を浴び、輝く姿を私はずっと、ずっと同じ場所から見ていました。今度は私が輝くためにここに来ました」と決意表明。 さらに、松井は「何度か合同練習に参加させていただいて、その度に翌日、2日後さえも筋肉痛で階段を降りることができない。そうやってメチャクチャつらいなと思いながらも私はその感覚がすごく嬉しくて、とっても久しぶりで。これで、『私はようやくプロレスが出来るんだな』ってすごく実感しました。私はこのマリーゴールドで最高のプロレスラーになります!」と涙声で胸中を叫んだ。 また、マリーゴールド旗揚げ戦でプロレスラーデビューを果たす皇希(こうき)は、リングネームを天麗皇希(あまれいこうき)に改名。名付け親であるロッシー小川は「天にも上る麗しさ」と命名の由来を語るなど熱い期待を寄せていることが伺える。 澄川菜摘もリングネームをスターダム時代の翔月なつみ(しょうづきなつみ)に再変更。プロレスラーとして再始動を果たす。 今会見ではマリーゴールドでは選手1人1人に背番号が与えられることが発表。アルシオン時代のライセンスナンバー制度を思わせるこのシステムは強い“ロッシー小川イズム”を感じさせた。