一番多いのはどの都道府県?SVリーグ選手の出身地を調べてみた:男子編
10月に開幕した「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」。開幕時点で男子は10チームに178選手、女子は14チームに252選手が在籍している。
J SPORTSでは、これら全選手の名鑑を作成したが、ここに掲載されている選手データや、アンケートの回答をいろいろな角度から調べてみた。
まず、第1弾は「選手の出身地:男子編」。出身地で多いのはどの都道府県か?また、外国出身の選手で多いのはどの国か?を調査してみた(データは11月21日時点)。
◆SVリーガーを多く出している都道府県は? 男子では外国出身選手を除くと、日本出身の選手は150人。それでは問題。SVリーグ選手でもっとも多い出身の都道府県はどこか?
やはり、人口が多いところと思われるだろう。日本の人口の10%以上が住む東京都や、大阪ブルテオン、サントリーサンバーズ大阪、日本製鉄堺ブレイザーズと、男子は3チームがある大阪府、あとは神奈川県や愛知県なども多そうな気がするが…。
答えは東京都と大阪府の13名、予想通りかもしれない。東京は人口が1400万と多いので当然の結果と言えるが、人口比で考えるとそれほど多いわけではない。一方、大阪府は880万人なので、東京都よりも人口比率は高くなっている。
ちなみに人口が2番目の神奈川県は6名で5位タイ。920万人とほぼ同じぐらいの人口がある大阪府の半分以下となった。3位に入ったのは福岡県の10人、こちらも人口が500万人を超えていることに加え、東福岡高校などの強豪校が多いことも理由の1つだろう。
◆4位にランクインした意外な県は? 4位で7人のSVリーガーの出身地となった県は、人口で27番目と意外な県だった。これがわかる方は相当なバレーボールファンと言えるだろう。
答えは藤中3兄弟の長男・謙也、三男・颯志(サントリーサンバーズ大阪)、次男・優斗(東レアローズ静岡)の出身地である山口県。
難波宏冶(VC長野トライデンツ)、西村信、三輪大将(広島サンダーズ)、江藤巧(日本製鉄堺ブレイザーズ)の高川学園出身の4選手を加え、合計7名となる。