「ひとりで死にたくない結婚」した45歳の夫が悩む、年上妻「3回目の浮気」の末路
50歳を超えているとは思えない
浩司さんは率直な人。探偵に依頼したことを妻に話してしまう可能性も高いと感じましたので、その日のうちに調査をスタート。 妻は社会的地位もあり、自宅勤務はしていません。18時からオフィスの前で張っていると、19時に写真で見た通りの、クールビューティの典型のような妻が出て来ました。 51歳ですが、セミロングの髪はツヤツヤかつサラサラ。小柄で引き締まった体にベージュのマント風のデザインのショートコートが似合います。ハンパ丈のパンツの下は、網タイツで、よく見るとセクシーです。イヤリング、指輪、ブレスレットもハイブランドのデザインで、とてもよく似合っています。アーティスト風の容貌の浩司さんとはお似合いのおしゃれな夫婦だと思いました。 早足で妻が向かったのは、フランス料理のシェフが経営するパン屋です。バケッドとチーズ、パテなどを買い5000円ほど支払っていました。 そのまま早足でバス停に行き、30分ほどバスに揺られて下車。都心にあるバス停近くのマンションに入って行きました。 23時まで動きがなく、謎のマンションにお泊まりか、住んでいる人は男性だろうか……と考えていたら、23時10分に細身の男性と妻が出て来ました。男性は肌がツヤツヤで、栗色に髪を染めている。ハイブランドのロゴがでかでかとプリントされた青のトレーナーを着ており、ボトムはそのブランドのロゴが模様になっているものでした。
妻の浮気相手は…
妻と男性は手を繋いでおり、妻の方が甘えかかっているような印象です。男性も妻を好きなようで、頭を撫でたりキスをしたりしていました。そして、妻は終電に滑り込みます。車内にいる間も、ニヤニヤしながらスマホを見ていたので、男性とやり取りをしているのでしょう。 自宅がある駅に着くと、トイレに駆け込みます。酔ったのか嘔吐している様子でした。5分後にすっきりした顔で個室から出てきて、鼻をかみ、香水を付け直して、帰宅。 この男性を調査したところ、ある大きな病院で内科系を担当する30代の医師だとわかりました。この医師は既婚で自宅は東京のはずれにありますが、仕事が忙しいので、週の半分を都心で生活していることがわかったのです。おそらく、そこに妻は通っているのでしょう。