中日ドラフト6位の有馬惠叶投手!1年前まで記録員だった!?急成長のカギは"体の使い方"にあり!ドラゴンズ指名までの道のりとは
中日ドラゴンズからドラフト6位指名を受けた有馬惠叶投手。実力が買われプロ野球選手としてのスタートを切りますが、実は有馬投手、約1年前である高校2年生の秋の時点ではレギュラー選手ではなかったのです。この1年で一気にドラフトで指名されるまでの選手になった急成長の理由はなんでしょうか?11月11日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、光山雄一朗アナウンサーが独自の取材を基に紐解きます。 【動画】帰国するビシエド…柳がサプライズで会いに来た瞬間がこちら【3分21秒~】
1年前まで記録員だった
有馬投手は愛媛県出身2006年生まれの18歳で、 右ピッチャー、190センチ・78キロ。光山によると、どうやら有馬投手はまだまだ身長が伸びているようです。 そんな有馬投手は高校2年生の秋の時点ではまだレギュラーではありませんでした。しかもユニホームすら着ていませんでした。 レギュラーを目指すも勝ち取れず、記録員という立場でスコアをつけていたということです。 記録員からプロの世界に。急成長の1年間を送ってきたのです。
コツを掴んだ体の使い方
光山の取材によると、きっかけは1年前、高校2年生の11月頃からトレーナーに教えられてきた身体の使い方。ある時期からふとできるようになり、みるみる球速も上がり、投手としての完成度が高まったというのです。では、実際にどんな身体の使い方を教わったのでしょうか? 右ピッチャーは左足を踏み込んで投げますが、有馬投手によれば「右足で地面を蹴って身体を急加速させ、そして急加速させた身体を左足を使って急ブレーキをかける」とのこと。 光山「運転とかでも、急ブレーキかけると身体がうーっと前に行ったりするじゃないですか。あの感覚で、急加速させた身体を左足で急ブレーキをかける。ピッチャーとしても投げるとき、 身体が前に持っていかれますよね。その持っていかれる勢いで勝手に右腕が振られてくるっていうイメージ」 この下半身の使い方の感覚をトレーナーと1年前から取り組んでいた有馬投手。頭の中では理解できるものの、これを形として表現することは容易ではありませんでした。