中日ドラフト6位の有馬惠叶投手!1年前まで記録員だった!?急成長のカギは"体の使い方"にあり!ドラゴンズ指名までの道のりとは
初先発が強豪校
その後、高校3年生の6月頃にコツをつかみ始めます。 しかしこの時期は、もう夏の甲子園の県予選が始まる1ヶ月前ほど前。感覚を掴んでから1ヶ月で試合、さらに相手は甲子園に春14回・夏13回へ出場する強豪校・今治西高校です。 その強豪校相手に有馬投手が先発をしました。なんと公式戦で先発をしたのは有馬投手、この試合が初めてだったのです。 監督は「甲子園に行くには、有馬投手を先発エースとして投げさせないといけない」と思ったそうです。しかし強豪校相手に先発。しかも公式戦で初先発。つい1年前はレギュラーでもない、ユニフォームも着ていない記録員。 結果は9回1失点と見事チームを勝利に導きました。
ようこそドラゴンズへ!
そこから愛媛県大会で試合を重ねるごとに球速も伸びていき県大会優勝。甲子園では残念ながら初戦で敗退しましたが、その甲子園の舞台でも自己最速となる146kmを計測しました。 この自己最速記録、高校1年生入学時は125km、高校3年生の6月までは大体130kmだったそうです。コツを掴んでからたったの2ヶ月で146kmまで球速を上げている様子は、まさに急成長と言えます。 光山「この話を聞いた時に、高校2年生の11月からもう半年以上、なかなか自分の中でしっくりこないものを諦めずに粘り強く探求していくって、ここの姿勢がすごくないですか?だから楽しみだなと思いながら。ドラゴンズに来てくれてありがとう」 負けず嫌いで最後までやり抜く力があるからこそ、有馬投手の成長はとどまることを知りません。プロでの活躍も楽しみです。 (ランチョンマット先輩)