【50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A】頻繁に白髪染めをしています。 髪や頭皮にダメージが少ない「染め方」を教えてください!
そのときだけ、さっと白髪を隠せる一時染めは神商品!
セトッチ:頭皮への刺激を考えると 次の白髪染めまでどのくらい間隔をあけたほうがよいでしょうか? アリミノ 田中:頭皮に関してはターンオーバーが約28日ですので、1カ月に1回であれば、問題ないといわれています。 イーラル 大原:髪へのダメージを考えると、白髪染めの間隔はできるだけあけるに越したことはないのですが、白髪が気になる感覚には個人差があると思いますので、目安としては、短くても2週間程度はあけるとよいと思います。 理由としては、髪にアルカリが残留することでダメージが進行してしまいますが、シャンプーなどで髪を健康な状態(等電点pH4.5~5.5)に戻してあげるのに2週間ほど(pH調整能力のあるシャンプー使用の場合は1週間ほど)かかるためです。 でも、もっと頻繁に自分で染めたいという場合は、先ほどお話に出たカラートリートメントを使用するのもよいでしょう。毎日使用しても問題ありません。 アリミノ 田中:そのほか、「一時染毛料(または一時着色料)」と呼ばれる、毛髪の表面に着色剤を付着させて、一時的に着色する製品もあります。これは分類としては化粧品です。 コロナ禍で白髪染めをあまりちゃんとしていないときにも、リモートミーティングのときはさっと塗ってカバーできるということで、人気が急に高まりました。
写真は、サロンで白髪染めしておよそ1カ月経過したライター、セトッチの髪。生え際の髪が顔の周囲をぐるりと1cm以上白くなっている
こちらは、アリミノの一時染毛料「カラーストーリー プライム ポイントファンデ」を使用し、さきほどの写真の伸びていた生え際の白髪を隠してみた状態。ブラシに少量とったら、数回、髪の白い部分をなでるだけでここまでカバーできた! 簡単でしかもとても自然な感じに!
アリミノ 田中:一時染毛料はマスカラ やファンデーションのような感覚で、ピンポイントで、隠したい白い髪の表面に一時的に色を塗るだけですから一度のシャンプーで洗い流せます。 こうした商品を上手に活用して伸びてきた白髪を目立たなくし、染毛剤を使って染める頻度を下げるというのも、ダメージを減らすひとつの方法です。一時染毛料はドラッグストアなどでも買えますし、サロンで購入できるものもあります。