「アヒージョ風にゅうめん」はニンニクの香り&カラフル食材で食欲を刺激!【松田美智子の体よろこぶ夏の麺#3】
あっという間に梅雨が明け、暑さですでにぐったり……という人も多いのでは? そんなときこそ、一品できちんと“食事”になるおいしい麺メニューのバリエをもっておきたいもの。そこで、具材の絶妙な組み合わせとシンプルなレシピが人気の料理研究家・松田美智子さんに、夏バテや夏冷えに負けない、サッと作れて栄養満点、家族みんなで楽しめる「夏麺」レシピを考案していただきました。 【写真17枚】「アヒージョ風にゅうめん」の作り方を写真で見る。シーフードとカラフルな夏野菜に、チキンスープを加えて旨味UP! 「体力の消耗が激しくなる夏こそ、栄養をしっかり摂ることが不可欠です。麺のよいところは、どんな食材とも風味よくなじみ、手軽に“ごちそう”にできること。ただその分、”下ごしらえ”までもいかないほんの”一手”を加えて、目にも口にも“おいしい!”を演出をしたいものです。今回は、そうめんをかためにゆで、にんにくとオリーブオイルをベースに、シーフードとカラフルな夏野菜でアヒージョ風に仕上げました。トマトは皮の部分に栄養が凝縮されているので、皮をむかずに口当たりよくいただける、とっても簡単な“一手”をご紹介します!」(松田さん)
チキンスープをプラスして、たんぱく質強化&うまみも増し増し!
「アヒージョ」はオリーブオイルとにんにくでおもに魚介類を煮込んだ、スペイン南部の伝統的な小皿料理“タパス”のひとつ。オリーブオイルには心血管によい一価不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、にんにくは免疫機能をサポートし、抗菌作用や血圧を下げる効果も期待されています。そして魚介類は低脂肪・高たんぱく。「アヒージョ」は体に負担をかけず、栄養もしっかり摂れる理想的なおつまみといえます。 「今回のにゅうめんにはチキンスープを加え、さらにたんぱく質を強化。そうめんとの絡みもよく、うまみもたっぷりです。トマトの酸味がよいアクセントになって、食欲を刺激してくれます。キンと冷えた白ワインとともにどうぞ」(以下「」内、松田さん)
「アヒージョ風にゅうめん」の作り方
【材料】2人分 そうめん・・・2~3束 やりいか・・・2杯(約150g) 小ぶりの海老・・・約10尾(約120g) ブロッコリー・・・1/4株 ミニトマト・・・8~10個 にんにく・・・1片 みそ(あれば麹みそ)・・・大さじ1 オリーブオイル・・・1/2カップ チキンスープ・・・1カップ 鷹の爪・・・2cm分 塩・・・少量 片栗粉・・・大さじ1 白ワイン・・・大さじ2 白こしょう・・・適量