写真：ジェノア戦で2得点を挙げたヴラホヴィッチ

ユヴェントスを率いるチアゴ・モッタ監督が、無失点を続けるチームを称賛し、ドゥシャン・ヴラホヴィッチの成長についてもコメントを残した。 【動画｜ヴラホヴィッチが2ゴール】ジェノア vs ユヴェントス　試合ハイライト ユヴェントスは現地時間28日、セリエA第6節ジェノア戦に臨んだ。前半はスコアレスで折り返したものの、後半にヴラホヴィッチがPKを含む2得点を決め、試合最終盤には今夏加入のフランシスコ・コンセイソンが仕上げの得点を挙げ、0－3で勝利した。 この勝利によってユヴェントスは暫定ながら首位に立った。また、開幕6試合でいまだ無失点をキープしており、堅守を誇っている。試合後、『DAZN ITALIA』のインタビューに応じたモッタ監督はその堅守について問われると、次のように語った。 「このチームが堅実であることを示したと思うし、その基礎となっているのはストライカーたちの活躍だ。明らかに我々には強力なDFがいるが、この結果はチームの努力で、無失点に抑えられたのは一緒に働いている選手たちのおかげだ」 「選手たちは、まずボールを奪い返そうと試みてから、ゴールを守ろうとする。これは野心的なチームにとって不可欠なアプローチだ」 リーグで3試合連続でスコアレスドロー中のユヴェントスだったが、4試合ぶりに勝利を収めた。またエースストライカーのヴラホヴィッチも4試合ぶりのドッピエッタ（1試合2ゴール）の活躍を見せている。そしてモッタ監督は今シーズンの同選手の成長を次のように評価している。 「我々が苦戦している時でも、彼はコミュニケーションやボディランゲージを図り、チームメイトに何かを伝え、ポジティブなリーダーであることがわかる。時にチームメイトに同調しすぎなところもあるが、それは彼の内面的な部分だと思う」 「それでも競争心はあるし、練習でも試合でも常に全力を尽くしている。彼がゴールを決めた時はうれしいが、たとえゴールを決めていなくとも、今日の試合のようにチームと調和しているのを見るのもうれしいよ」