ニンジャといえばトップガン!? いいや小顔スタイルの最強SSミドルだ!!
パワーと車体サイズの卓越したバランス
リッタークラスのスーパースポーツでは、歯が立たない。車体サイズやパワーフィールが400クラスの延長線上にあり、軽快で旋回性に優れる。サーキットでなくとも、少し荒れた公道の路面であってもタイヤがしっかりとグリップし、安心感もあります。 【画像】カワサキプラザ専用モデル『Ninja ZXー6R KRT EDITION』の画像を見る(10枚)
ライムグリーンの最新型スーパースポーツ『Ninja ZXー6R KRT EDITION』に乗りました。 「ん、ニンジャだって?」 その名に過敏に反応するのは、きっと昭和のライダーなのかもしれません。じつは筆者もそうなんです。 「Ninja(ニンジャ)」は北米仕様の『GPZ900R(A1)/1984年』に名付けられたのが最初でしたが、今や「Z」とならぶカワサキを象徴するブランドネームとなっているのは、今どきのバイクファンの皆さまでしたらご承知のとおりでしょう。 現行ラインナップを見れば、ツインや4気筒を問わずスーパーチャージャー搭載車、さらに電動&ハイブリッドまで、さまざまなモデルでそのネーミングを名乗っています。
「GPZ900Rこそ“ニンジャ”だ!」というご意見もあるかもしれませんが、メーカーはもうこだわってはいません。それは「Z」もそうで、かつては「4発じゃないとZじゃない」などと、いろいろな縛り(!?)が存在したかもしれませんが、気がつけば令和のいま「ニンジャ」「Z」さらには「W」、いずれもブランド化され、シリーズ化されているのです。今度は「マッハ」も出てくるかもしれませんよ。
最新ニンジャは小顔!
話しは逸れてしまいましたが、ラインナップが充実するニンジャシリーズ。初代Ninja(GPZ900R)がそうだったように、現代もまたカワサキの誇るスーパースポーツであることがシリーズに共通しています。 誰が見てもカワサキ・ニンジャだと一目でわかるよう、スタイルやデザインを共通化しつつ進化。『ZX-10R』を頂点にしたスーパースポーツZX-R系もまた例に漏れません。