買ったのに使わずにダメにしてしまう食材はある? 時短節約家くぅちゃんに聞く!食材を無駄にしない方法はあるの?
献立を立てて、食材とお金の無駄を減らす!
「次に、無駄を減らすためにできることに、献立があります。献立は、自分が取り組みやすい2~4日、1週間単位で考えてみてはいかがでしょう。 我が家では月曜日が魚、火曜日が揚げ物、水曜日が肉などと、ざっくりとメインのジャンルを決めて、1週間でバランスがいい献立を考えています。メニューは、難しく考えなくても自分が得意なもの、家族が好きなものから選ぶといいと思います。 例えば、揚げ物の日はトンカツ、忙しい日はカレーなどとメインを決めて、副菜はそのレシピに合うものを考えます。慣れてくれば、このメインにはこの副菜という組み合わせが決まってくるので、その組み合わせで献立を決めればいいと思います。段取りさえできれば、スムーズに献立を立てられるようになるはずです。 献立を立てるメリットは、食材の無駄をなくすだけでなく、時間とお金の無駄を減らすことがあります。献立を立てることで買い物に行く時間を減らし、その時間を違うことに使うことができます。夕食準備に焦らなくてもいいし、こだわり料理に時間をかけたり、自分や家族の時間に使ったりすることができるのでおすすめです。 さらに、献立は食べたいものや、家族の幸福度をあげることにもつながるんです。 無駄や余分なストックを減らして、その分、食べたいものや家族で美味しいもの食べる機会を増やすということです。無駄を減らし、食べたいものを家族で楽しみ、『美味しいね。また食べたいね』という気持ちになるほうが、幸福度がアップし食費節約のモチベーションにつながります。 これまでの経験で、いきあたりばったりは時間もお金も無駄にすることを学び、献立を立てるようになりました。 献立を立てるのは難しい、できないということをよく聞きますが、まず2、3日から始めてみませんか。 面倒だなと思うことで、自らから献立のハードルを高くしていることもあります。家族に美味しいもの食べさせたい、お金を上手に使いたいという思いがあるのですから、献立を立てて食材の無駄から見直しましょう」(くぅちゃん) 使い慣れない調味料は我が家の冷蔵庫にも…。「どのレシピにも活用できるか」を考えて購入することが大事ですね。 (取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部) ※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。 ※記事の内容は2024年8月の情報で、現在と異なる場合があります。
くぅちゃん
PROFILE) 時短節約家。高校と中学生の2人の息子、夫の4人家族。看護師専門学校を卒業後、18年間、看護師を務める。共働きにもかかわらずお金が貯められず、主婦を読者層とする生活情報誌を読んで節約に目覚める。節約に手間も時間もかけない「時短節約家」として注目を集め、テレビや雑誌に登場多数。インスタグラムはフォロワー数10万人超。著書に『節約主婦の今すぐ真似できる1000万円貯蓄』(KADOKAWA)『くぅちゃんの食費がみるみる減る献立ルール』(FUSOSHAムック)のほか、5000冊以上入れた節約に役立つ『献立ノート』がある。インスタライブも人気(megum.nakano)
たまひよ ONLINE編集部