未来のモビリティは見つかった? 横浜で開催された「YOXO FESTIVAL(よくぞフェスティバル)」はユニークな未来技術を体験できる場所でした
スタートアップ企業がさまざまなモビリティを持ち込んでいた
2024年2月3日(土)、4日(日)の2日間、神奈川県横浜市のみなとみらい地区、新港地区、関内地区で、今回で2回目となる「YOXO FESTIVAL(よくぞフェスティバル)」が開催されました。 【画像】小型モビリティが続々登場! 「よくぞフェスティバル」を見る(全14枚)
「YOXO FESTIVAL(よくぞフェスティバル)」とは
イノベーション創出を促進する横浜未来機構が主催した「よくぞフェスティバル」は、スタートアップによる技術実証、企業や学校、個人、イノベーター、クリエーターによる「未来」をテーマとした展示(ロボット、モビリティ、XR等)、デモやワークショップなどにより、見て・触って・あっと驚くユニークな未来技術を体験できるというもの。 この開催の2日間、横浜市中心部の各所で開催され「サイエンスとテクノロジーエリア」、「学びとSDGsエリア」など各会場ではテーマ分けがなされている。横浜市美術館前のグランモール公園では「フードとモビリティエリア」となっており、このスペースには、横浜市内に限らずスタートアップ企業などがさまざまなモビリティを持ち込んで、来場者にアピールをしていた。
ホンダ発のベンチャー「ストリーモ」の試乗機会も
ホンダ発のベンチャー企業「ストリーモ(STRIEMO)」も「よくぞフェスティバル」に出展していた。キックスクーターとは異なる3輪の立ち乗り式の一人乗りマイクロモビリティ「Striemo」は、ユーザーの安心感を第一に設計しており、独自の「バランスアシストシステム」により、停止時も自立し、極低速から快適な速度まで転びづらく安定した走行が可能となる。 すでに2度の抽選販売を経て実際の商品が市場に投入されている(2023年末に3時抽選販売の受付が行われている)が、今回はさらなる認知向上を狙い、この会場での試乗を行っていた。ジャパンモビリティショー2023(2023年10月26日~11月5日/東京ビッグサイト)でもホンダのブースで出展されていたので確認した人も多いだろう。 現在展開としては特定小型原付モデル「S01JT」と原付一種モデル「S01JG」の2機種となるわけだが、今回は道路交通法上「歩行者」として扱われる「移動用小型車」の型式認定を受けた移動用小型車モデル「S01JW」の試乗体験が行われた。 この「移動用小型車」モデルは、6km/h以下で走行する、基本的に歩道および路側帯を走行するモデルであり、現在のところ実証実験向けの車両で一般販売は行ってはいない。この会場でも来場者の間を縫って走行しているシーンを見かけることができた。