自民党の新潟県内2地域支部、2023年の政治資金収支報告書が未公開 ミス修正後「再提出忘れた」
新潟県選挙管理委員会が11月29日に公開した県内政治団体の2023年分の政治資金収支報告書について、自民党の2地域支部の提出が遅れ、未公開となっていることが29日、県選管への取材で分かった。 未公開なのは燕(燕市)と燕市西蒲原郡第一(燕市)の両支部。どちらも自民の県議会議員・堀勝重氏(燕市・西蒲)が代表を務めている。 堀氏は11月29日、新潟日報社の取材に「一度選管に提出したが、事務的なミスがあり、修正を求められた。その後、担当者が再提出を失念していた」とし、早急に対応する考えを示した。 政治資金規正法は政治団体に3月末(国会議員関係団体は5月末)までに前年分の報告書提出を義務づけている。県選管は毎年11月末に一斉公開している。県選管によると、29日時点で地方議員の後援会など政党支部以外の34団体も未提出や修正の遅れで公開されていない。