「チームがバラバラ」7戦未勝利の絶不調マンCに内紛勃発か。試合中に口論、主将の鼓舞を“無視”と現地報道「お互いへの信頼を失っている」
「問題が予想以上に深刻であることを示唆している」
現地12月1日に行なわれたプレミアリーグの第13節で、暫定3位の昨シーズン王者マンチェスター・シティが首位のリバプールとアウェーで対戦。0-2で完敗を喫し、国内リーグ4連敗、公式戦7戦未勝利(1分け6敗)となった。 【動画】シティ主将が酷評されたリバプールの先制弾 シティの地元紙『Manchester Evening News』は、プレー面だけでなく、チームワークに問題が生じていると見ているようだ。「リバプールのゴール後にマン・シティの選手がとった行動は、問題が予想以上に深刻であることを示唆している」と見出しを打ち、次のように綴った。 「(キャプテンの)ウォーカーは、ベルナルドがオルテガと話していたとき、アケーと議論するために左サイドの方にきた。結局、ベルナルドが介入し、ウォーカーとアケーはそれぞれのポジションに戻ったが、ウォーカーはベルナルドと議論を続けた。それは、チームがバラバラになっているという印象だった。前半を通して、ミスが起きると、疑問や不満が飛び交った。このチームをこれほど成功に導いた団結は、消えつつあるようだ」 同紙は「彼らはこれまで見せたことのない弱点を見せている。口論やボディランゲージは、彼らがお互いへの信頼を失っていることを示唆している。今やすべての対戦相手は血の匂いを嗅ぎつけるだろう」と続けた。 また、『Mirror』紙も「試合がブレイクしている間、カイル・ウォーカーは数人のチームメイトに近づき、おそらくは彼らを奮い立たせたり、叱責したり、あるいは何らかのことをしようとしていたが、彼らは興味を示さなかった」と伝えている。 「緊迫感を失ったチームだ。おそらく、4回連続でタイトルを獲得したことが選手たちに与えた影響はそういうことなのだろう。緊迫感が欠けると、注意力も欠ける。チャンピオンは今シーズン、おそらく過去4シーズンよりも多くのパスミスを犯している。ある程度は理解できるが、それでもこの衰退は驚くべきものだ」 ジョゼップ・グアルディオラ監督体制で最大の窮地に陥ったシティは、ここから巻き返せるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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