カスタマーハラスメントの対応訓練 群馬・館林市
窓口で大声をあげるなどカスタマーハラスメントへの対応訓練が6日、群馬県の館林行政県税事務所で行われました。 群馬県内各地の行政県税事務所では毎年テーマを決めて防犯訓練などに取り組んでいて、今回、館林行政県税事務所では社会問題となっているカスタマーハラスメントへの対応訓練を行いました。 訓練には館林警察署が協力し、税金の滞納で差し押さえを受けた人が窓口を訪れ、返金を求めて大声を出すなどの設定で行なわれました。 返金ができないことを伝えても納得しないクレーマー役は、物を投げつけるなどの乱暴を働きます。職員がさすまたを準備したり、110番通報するなど対応を確認していました。 事務所ではこうした際の通報や容姿の確認などあらかじめ役割を決めているということで、訓練ではクレーマー役の身長など特徴を的確に伝えていました。 訓練では最後に警察官によるさすまたの使い方の講習も行われました。