PTAに加入しないと子どもに不利益はあるのでしょうか? 仕事が忙しく委員などに参加できるか不安です……。
子どもへの影響
PTAは、子どもたちのための活動を行う団体であり、加入しないことで子どもが不利益を受けることはありません。学校の行事に関わる手伝いや、イベントの運営に協力することで学校全体のサポートにはなりますが、参加しなくても教育の質やサポートが下がることはありません。 PTAに参加しない場合、学校や子どもたちをサポートする方法は他にもあります。お金で解決するのも抵抗があるかもしれませんが、多額ではなくても寄付を通じて学校を支援する方法もあります。
まとめ
都市部や共働き世帯が多い環境では、PTA活動に対する柔軟性があり、プレッシャーは少ない傾向にあるものの、郊外やコミュニティが強い地域では、加入が事実上の「慣習」となりやすい場合は、先に述べたように周りの保護者との関係性を意識せざるを得ない状況を鑑みた場合、生きた情報が手に入る可能性を期待して最小限の参加を継続するか、寄付という手段で貢献するかの選択になるかと思います。 「PTAの趣旨」「自分の子どもが好ましい学習環境で学校生活を送ること」そして「自分の時間のやりくり」のバランスを基準に最も望ましいと思われる結論になるように検討することが大切です。 執筆者:柴沼直美 CFP(R)認定者
ファイナンシャルフィールド編集部