京都鉄博で「シンカリオン」イベント開幕、冬休みの「家族のおでかけ」にもぴったり
「京都鉄道博物館」(京都市下京区)で、新幹線をモチーフにした人気アニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』関連イベントが12月21日に開幕。3月2日まで、全館で鉄道好きがさらに楽しめるコンテンツが用意されており、ちょうど冬休みに突入するファミリーのおでかけにもぴったりの展示となっている。 【写真】「シンカリオン」フォトスポットが大充実した館内 『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』は、中学生の主人公・タイセイたちが、新幹線が変身したロボット「シンカリオン」を運転して、正体不明の敵と戦う人気テレビアニメシリーズの3作目。実際に全国で走る新幹線がモチーフになっており、お気に入りのシンカリオングッズを集めるなど、子どもだけでなく大人にもファンが多い。 そんな「シンカリオン」が楽しめる今回の企画とあって、取材した開催初日12月21日は全館かなりのにぎわいに。特に未公開複製原画の展示や、「シンカリオン E5ハヤブサトレーラーフォーム」が自分の動き通りにスクリーンに投影されるコーナー「XR チャンジ ザ ワールド」などがある企画展示室は順番待ちの列も発生した。 壁一面に描かれたシンカリオンのフォトスポットで、家族で写真を撮っていた4歳の男の子の父親は「シンカリオンが大好きなので、この企画を楽しみに三重県から来ました。2期目から見て、3期が始まる頃には、1期もさかのぼってみたくらい好きで。3期は家族みんなで毎回楽しみに見るほどどっぷりハマっています」と話し、男の子は「リョータくんが好き」と九頭竜リョータが運転する「シンカリオン E7かがやき」の前でポーズをとってくれた。 そのほか館内には、500系新幹線と一緒に「シンカリオン 500こだま」や運転するヤマトと一緒に写真撮影ができる「ARフォトフレーム」、アニメの中から50のシーンを抜粋し、各自持参したぬいぐるみたアクリルスタンドなどと撮影できる「シンカリオン ぬい撮り ザワールド」などの多くのフォトスポットが用意されている。 また、SLスチーム号にはイベント特別ヘッドマーク掲出され、乗車中にはアニメに登場するタイセイとヤマトが元気いっぱいガイドしてくれる特別なアナウンスも流れるなど、充実した体験型コンテンツシンカリオンを楽しめる。 本館2階レストランには、作品に登場する埼玉県大宮名物の「ナポリタンパン」が登場。1日限定50食の「ナポリタンパン+チキンナゲットとフライドポテトのセット」としてイベントオリジナルのサンクスカード付きで販売される。 「『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』in 京都鉄道博物館」の期間は2025年3月2日まで。ミュージアムショップでは、アクリルスタンド他、イベント限定グッズも販売。冬休み期間は水曜日も開館(12月30日、31日、1月1日は休館)。入館料など詳細は公式サイトにて。 取材・文・写真/太田浩子