「時間も金額も気にせずプレッシャーから解放」“106万円の壁” 国が助成金の活用呼びかけ
また、会社としては繁忙期の働き手が増え、1日の生産量は20%向上しました。 エヌテックス 中澤弘一社長: 「従業員は企業の宝ですので、皆さんの将来のことを考えて(制度利用は)メリットが大きいと思います」 一方で、「106万円の壁」について新たな動きも。 10日、厚生労働省の年金部会では厚生年金の加入について賃金の要件を撤廃する案が示され、概ね了承されました。 勤務時間が週20時間以上という要件は残ります。 その上で、保険料負担による手取りが急激に減ることを防ぐため、年収およそ151万円までの人については、従業員と半分ずつとなっている保険料の負担率を会社側が多く負担できるようにする特例の案も示されました。 厚労省は年末までに議論を取りまとめたい考えです。 このほか所得税が発生するいわゆる「103万円の壁」の見直しについて自民・公明と国民民主党が178万円を目指して来年から引き上げることで合意しました。 年収の壁の議論が加速しています。
テレビ山梨