べっこう色でもっちり食感 高級珍味のカラスミ作りが最盛期 三重県尾鷲市
メ~テレ(名古屋テレビ)
三重県尾鷲市で、高級珍味のカラスミ作りが、最盛期を迎えています。 「カラスミ」は、この時期しか取れないボラの卵を塩漬けにした後に乾燥させたもので、高級珍味として知られています。 尾鷲市の鮮魚店「はし佐商店」では、11月初めから「カラスミ」作りに欠かせない、天日干し作業が始まりました。 両面をまんべんなく乾燥させるため1日に数回裏返し、作業を約3週間繰り返すとべっこう色でもっちりとした食感の「カラスミ」が出来上がります。 今年はボラが不漁だったことや雨の影響で、作業は1カ月ほど遅れているということです。 作業は12月中旬まで続けられ、出来上がった「カラスミ」は贈答品などとして1本5000円から2万円ほどで販売されるということです。