KO決着必至。不可思「倒して強さを見せる」、塚本拓真「過去一の不可思選手に勝つことに意味がある」【Krush】
「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月17日、都内で開催された。 セミファイナルで行われるスーパー・ライト級戦で対戦する不可思(クロスポイント吉祥寺)と塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)はともに64.9kgで規定体重をクリアした。 不可思はK-1グループには昨年7月のジン・シジュン戦以来の出場。昨年11月にはKNOCK OUTでオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチでデンサヤーム・ウィラサクレックと対戦し、判定負けを喫している。 塚本は4月の後楽園大会で行われた「K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ」にKrush軍として出場。ゴンナパー・ウィラサクレックを相手に激闘を展開した末に判定で敗れ。今回はそれ以来の試合となる。 計量後の会見で塚本は「調子はいい。不可思選手も調子がよさそう。明日は最高の試合ができると思う」、不可思は「過去最高の自分を作ってきた。明日はいい戦いを見せられると思う」とそれぞれ語った。
塚本はゴンナパー戦で大きく評価を上げたのだが「それを超える試合ができると思っている。それくらい自分に自信がある。相手も過去一調子がいいと言っているので、その不可思選手を倒すことに意味があると思っている」と自信の口ぶり。これに不可思は「塚本選手もすごくいい仕上がりだと思うが、明日は自分が倒す」と返した。 計量時のフォトセッションでは不可思が珍しく握手を求めたのだが「自分はいつでもピースな感じ(笑)。明日が楽しみだなっていう感じで」とのこと。これに塚本は「ギラギラ感は伝わってきたんで、気合が入りました」と語った。 最後も塚本が「明日の試合、試されているのは自分だと思っているので、覚悟、殺気、執念をもってぶっ倒しにいく」と気合を込めると不可思も「明日はバチバチに倒して強さを見せます」と語るなど、KO決着必至の試合を予感させた。