田中将大、誹謗中傷に「パワハラのことですよね?黙っていれば事実として扱われる」対応を示唆
楽天から自由契約になった田中将大投手(36)が8日、都内で「マー君ラボ2024 supported by ミズノ」を開催した。3回目の開催で、20人の応募の中から、自ら選考した中学3年生の6投手に約3時間の密着指導を行った。 【写真】中学生に熱血指導する田中将大 ブルペン投球を見ながら丁寧に指導。変化球の投げ方や意識なども伝え、目に見える形で変化する投手の姿も見られた。実技指導後に行われた質疑応答コーナーでは約30分間、中学生の質問に1つ1つ真摯(しんし)に答えた。 終了後には報道陣の取材に応じ、憶測などにも基づいた誹謗(ひぼう)中傷についても質問を受け、誹謗(ひぼう)中傷が増えている現状に言及しながら、対応を検討中であることを示唆した。 「昨年から増えているなと思います。(記者の誹謗(ひぼう)中傷という質問について)おっしゃられてることはパワハラのことですよね? 球団から事実として、他に何もなかったと発表してもらってる中で、これだけ…。ましてや最近拍車をかけて、自分も一緒になって加担してたとか、そういう記事も出てきて。これまでは無視してきましたけど、これまでもね、去年、今年だけじゃなくて、いろいろ事実じゃないことを言われてましたけど、ずっと無視してきてましたけど、ちょっとここ最近、特にいきすぎてるんじゃないかなと感じる報道が多いんで。球団がかばって、僕のそういうことを隠してるんじゃないかとかも書かれたりもしますし、事実じゃないことが、黙っていればそれが事実として扱われる。そういう状況になってると思うので、やはり見過ごすわけにはいかないなというところになってきてる。しかるべき対応をしなければいけないなと思っているので、弁護士先生の方々であったり、そういう相談をして、それなりの手段を取ろうかなと思っています」と話した。