意外と知らない「ジャンク品のiPod」って買って大丈夫? 中古品を買う価値はある?
結局、「ジャンク品のiPod」って買って大丈夫?
ジャンク品のiPodは少しだけメンテナンスをしたり、部品交換を行えば現役で使用できるケースも少なくありません。先にも述べた「iPod ClassicのSSD換装」はその一例であり、HDDが故障したiPodでもSSD換装すれば問題なく使える場合があります。そのため「電子部品を用いたDIYなどが可能」で「自己責任での購入」という前提を理解できる方であれば、購入しても問題ないでしょう。
狙い目の「ジャンク品のiPod」の例は?
先にもご紹介した通り、HDDが故障したiPod ClassicであればSSD換装すれば現役で使い続けられる場合が多いため「HDDが故障したiPod Classic」は狙い目の端末の1つです。その他にも、狙い目となるジャンク品のiPodの具体例をもう2点ほどご紹介します。 ■充電できないiPod
iPodが充電できない場合、大きく分けて ・バッテリーそのものが限界を迎えているケース ・ドックコネクターが破損しているケース の2パターンがあります。 ドックコネクターの破損であれば、基盤を取り外し、コネクターの交換とはんだ付けの作業を行えば簡単にコネクターを交換できます。つまり電子部品を用いたDIYに慣れている方にとっては、コネクターの交換は簡単な作業のため「バッテリーが膨張していないにも関わらず充電できない」端末は狙い目です。 なお新しいコネクターそのものは ・互換品を探す ・充電が正常にできるジャンク品から部品取りをする といった方法で確保できます。 一方でバッテリーそのものが限界を迎えているケースでは、バッテリーが膨張して発火リスクが高まっている可能性があります。発火リスクが高いバッテリーの取り扱いは危険なため、「明らかにバッテリーが膨張しているiPod」はジャンク品であろうと購入を避けるのも一案です。 ■液晶パネルが故障しているiPod 液晶パネルの交換も、コネクターの交換と同様に電子部品を用いたDIYに慣れている方にとっては簡単な作業です。コネクターと同様に「液晶パネルは正常に利用できるが、充電ができない」といったジャンク品のiPodを確保し、パネルを取り外して交換するとよいでしょう。