【阪神】1軍復帰2試合目でHRの大山選手は「レフト方向にフライが上がったのが非常によい」鳥谷氏が指摘 5番の前川選手は「バッティング技術が一番伸びてきている選手」と評価
才木投手は日曜→火曜に登板が変更
―――ピッチャーに関しては、ローテーションが変わっていきそうです。6月は、火:村上、水:大竹、木:西(勇)、金:伊藤(将)、土:ビーズリー、日:才木というようなローテでした。23日の試合が雨で中止となり、火:才木、水:大竹、木:村上、金:西(勇)、土:伊藤(将)、日:ビーズリーとなりそうです。火曜日の投手が変わることについていかがですか? 「火曜日がなかなか勝てていなかったっていうのがあるので、そこにチームの勝ち柱の才木(浩人)投手が行くと。村上(頌樹)投手は火曜日でなかなか勝てなかったんですけど、木曜日に回ることによって、相手ピッチャーが変わってくるんですよね。そういう意味では、ここで村上投手が勝てるようになってきて、そして才木投手はそもそもほとんど点を取られないので、そうなってくるとチームの流れとしては非常に良くなっていくんじゃないかなと思います」 ―――火曜日というのは投手だけでなく野手にも難しさがあるのでしょうか? 「基本的に月曜日が休みになって、そこで調整するのって非常に難しくて。1日空けないで逆に練習した方がいいのかいうと、疲れの問題とかもある。点が取りづらいっていうのもね、プロなので理由になんないんですけど、やっぱり火曜日になかなか点が取りづらいっていうところで才木投手がしっかり抑えてくれるってなってくると、チームの流れとしてはいいと思います」
現役時代の鳥谷さんは試合前に「そば」そして「仮眠」
―――さて、プロ野球選手にとって体調管理や食事も自身の力を発揮する上で大切なポイントとなります。鳥谷さんは現役時代にどんなスケジュールで、何を食べていたのか。ナイターの場合、朝は午前8時ごろに起床し、9時ごろに「好きなもの」を朝食で食べていたそうですね? 「午前0時までには寝ていたので、7時間か8時間ぐらい寝ていたと思う。そこからもうずっと動くので、朝食はそんなに制限とかかけずに、好きなものを食べていましたね。肉系が結構好きなので、朝はガッツリ食べていました」 ―――そして午後4時ごろ、昼食で「そば」を食べていたと? 「試合前にそばを食べてっていう感じですね。いつも試合前にだいたい同じものを食べたいっていうのがあって、そばはどこの球場に行ってもある。例えば、カレーを食べたら打てて、違ったのを食べたら打てなかったとか、そういうのがないように、同じものを食べるということでそばを食べていました」 ―――そばを食べた後は、15分ほど「仮眠」を取っていたそうですね? 「食事した後にミーティングがあるんですけど、その前に15分か20分ぐらい少し仮眠を取ると頭もすっきりします。ミーティングの内容もしっかり頭に入ってくるので、ここで仮眠を取っていましたね」 ―――その後、ナイターが始まるわけですが、試合中は「常温の水」しか飲まなかったと? 「(冷たいものを飲んで)体が冷えたのを戻すのに疲れるので、常温の水の方がいい。夏場は冷たかったら飲みすぎたりとかもあるので。冷たいものしかなかったら、わざと試合前に外に出しておいて、常温にしてから飲んだりとかしていました」 ―――試合が終わり家に帰ったら、夕食は毎日「鍋」だったということですね? 「遠征に行ったらなかなかできないんですけど、家に帰った時は鍋。野菜も食べられるし、体も温まって消化もいいので。あと、鍋だったらいろんな種類があって食べれる。一年中もう暑かろうが寒かろうが。キムチ鍋が一番好きでしたね」 ―――ちなみに、あまり食べないのは「トマト」と「フルーツ」のようですね? 「トマトは単純に食感があまり好きじゃない。フルーツはもともと食べないんですけど、ちょっとチャレンジしたときに、フルーツの果糖が非常に体脂肪つきやすくて、自分の体質的なところもあって、フルーツはほぼ食べないですね」 ―――能見篤史さんはイチゴが大好きだそうですが? 「能見さんは何を食べても太らないです(笑)」 (2024年6月24日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)